【ロサンゼルス共同】米半導体大手エヌビディアが20日発表した2024年8~10月期決算は、純利益が前年同期の約2.1倍の193億900万ドル(約3兆円)だった。売上高は94%増の350億8200万ドルで、5~7月期に続き純利益、売上高ともに四半期として過去最高を更新した。生成人工知能(AI)向け半導体の旺盛な需要に支えられ、好調な決算が続いている。
24年11月~25年1月期の売上高は375億ドル前後と、引き続き業績拡大が続くとの見通しを示した。
エヌビディアの主力製品は、画像処理装置(GPU)だ。生成AIなどに使われ、飛躍的な成長の原動力となっている。