ダイビングスポットとして知られる本州最南端の和歌山県串本町沖の海底に21日、高さ約3メートルのクリスマスツリーが設置された。銀色の鈴や赤いブーツなど色とりどりの飾りが海中できらめく光景が楽しめる。12月25日まで。
串本の海をアピールして町の活性化につなげようと、地元のダイビング事業組合が毎年実施。サンタクロースの衣装を着た女性ダイバーら約10人が深さ約18メートルの海底にツリーを運び、土のうとロープで固定した。
同組合のダイバー人見茉利さんは「海の宝石と呼ばれるウミウシが増え、水中の透視度が良くなるシーズン。海中でツリーを背景に記念撮影してもらいたい」と話した。