自民党の松本純・元国家公安委員長(74)が次期衆院選への不出馬を決めたことが22日、分かった。共同通信の取材に本人が応じ、「次期衆院選には立候補しない。政治活動は続ける」と話した。10月の衆院選に神奈川1区から出馬し、落選していた。
横浜市議を経て1996年衆院選で初当選。自民の麻生太郎最高顧問の側近として知られる。
2021年には、新型コロナウイルスの緊急事態宣言中に東京・銀座のクラブを訪れた問題で離党し、同年10月の衆院選に無所属で出馬したが落選。復党して臨んだ先月の衆院選でも落選した。