スノーボードの新種目、レールの大会「カウデイ・ストリート」が23日、大阪市の本願寺津村別院で初開催された。お寺の階段を利用した異例のコース。スロープスタイルとビッグエアで2大会連続冬季五輪男子代表の国武大晃や大塚健、浜田海人、荻原大翔らトップ選手が出場した。
階段などに設置したレール上のトリックで競う種目。国際スキー・スノーボード連盟(FIS)が昨季から採用し、将来的なW杯での実施を目指している。市街で開けるのが魅力の一つで、国武は「雪山でやるよりも、お客さんとの距離が近くてすごく楽しかった」と話し、浜田も「スノーボードの可能性が広がる異次元の大会だった」と語った。