国家資格の介護福祉士を養成する専門学校や大学に今年4月に入学した外国人留学生数が過去最多の3054人となったことが24日、分かった。近年は新型コロナウイルス禍の影響で減少していたが収束し、2020年度以来4年ぶりに前年度比で増加した。日本介護福祉士養成施設協会(東京)が調査した。
協会の担当者は「介護業界は人手不足が続いているため、外国人材の受け入れが急務だ。今後も担い手が増えることを期待する」としている。
留学生の入学者数は調査を始めた14年度以降増加し続け、20年度に2395人で最多を記録。コロナ禍に伴う入国制限の影響を受けて21年度からは3年連続で減少した。