2019年参院選広島選挙区の買収事件で、河井克行元法相(61)から現金30万円を受け取ったとして公選法違反(被買収)の罪に問われた木山徳和被告(73)が25日、広島市議を辞職した。一、二審で罰金30万円、現金30万円の没収との有罪判決を受け、最高裁が被告側の上告を棄却する決定をしていた。
市議会事務局によると、木山被告が「一身上の都合」として21日に辞職願を出した。
判決によると、19年3月31日ごろ、自身の選挙事務所で、河井元法相から妻案里氏(51)の選挙協力への報酬として現金30万円を受け取った。