香川県琴平町は25日、現存する日本最古の芝居小屋「旧金毘羅大芝居」(金丸座)で来年4月に催される恒例の「四国こんぴら歌舞伎大芝居」に中村獅童さんが初めて出演すると発表した。こんぴら歌舞伎は、舞台と客席が近く臨場感が売り。
妹を殺された主人公が恨みをぶつけに行く「魚屋宗五郎」や、コミカルでテンポの良いやりとりが見どころの「らくだ」など計4演目を上演する。
同町の片岡英樹町長は「以前からお願いしていた獅童さんが来てくれてうれしい。多くの方々の期待に応えられる」と喜びを語った。
公演は来年4月4~20日(10日は休演日)。問い合わせはこんぴら歌舞伎事務局、電話0877(75)6714。