【北京共同】サプライチェーン(供給網)の国際協力強化を目指す「中国国際供給網促進博覧会」が26日、北京市で開幕した。対中強硬策を訴えるトランプ次期米大統領の就任を見据え、中国は対外開放の姿勢を強調し他国企業の取り込みを図る。30日まで。
韓正国家副主席は開幕式で「中国は相互利益をもたらす開放戦略を堅持する。世界の供給網の安定とスムーズな流れを各国と共に守りたい」と強調した。
国内外の約620社が参加。トランプ氏は中国からの輸入品に追加関税を課すと公言しているが、米国からもアップルや半導体大手マイクロン・テクノロジーなどが出展。日本勢ではパナソニックHDなどの名前が並ぶ。