10月の衆院選で特定政党への投票を呼びかける無届けの文書と現金を14人に郵送したとして、大阪府警は26日、公選法違反(買収申し込み、法定外文書頒布)の疑いで、府内の70代無職女性を書類送検した。捜査関係者への取材で分かった。関係者によると、女性は共産党の支援者という。
書類送検容疑は、10月2~23日、衆院選の比例代表で、特定の政党に投票を呼びかける趣旨が記載された文書と一緒に、1人当たり千~2千円(計2万7千円)を封筒に入れて14人に郵送した疑い。
捜査関係者によると、女性は一方的に送りつけていたとみられる。