【ソウル共同】韓国外務省によると、岩屋毅外相と韓国の趙兌烈外相がイタリアでの先進7カ国(G7)外相会合に合わせて26日、会談した。世界文化遺産「佐渡島の金山」の労働者追悼式を巡る問題が両国関係の発展に影響を与えないようにし、これまで築いた両国の協力を続けることで一致したという。
韓国外務省は25日、追悼式を不参加としたのは、追悼の辞の内容などが、世界遺産登録に賛成するに当たって日本と合意していた水準に満たないためだったと明らかにしていた。林芳正官房長官は韓国側の不参加に関し「残念だ」と表明している。
韓国外務省は、今回の外相会談について「略式会談」と発表した。