日本の郵便局を経由しない米国の軍事郵便で合成麻薬を密輸入したとして、九州厚生局沖縄麻薬取締支所が、麻薬取締法違反容疑で、嘉手納基地(沖縄県嘉手納町など)とキャンプ・シールズ(同県沖縄市)に所属する米兵の男女9人(いずれも20代)を那覇地検に書類送検したことが27日、捜査関係者への取材で分かった。
捜査関係者によると、9人は5~11月に書類送検された。米国の通販サイトで注文しており、自己使用目的だったとみられる。「違法とは知らなかった」と容疑を否認している。
書類送検容疑は、昨年12月~今年4月、米国から非公用軍事郵便を使って合成麻薬を輸入するなどした疑い。