首都圏で連続発生する闇バイト絡みの強盗事件を受け、千葉県市川市は、電柱などに付けるカメラ付きの防犯灯を、街灯が少ない住宅地などに100台増やす。犯罪の抑止や、事件が起きてしまった場合の容疑者逮捕につなげる狙い。
市民安全課によると、設置するのは、夜間や未明でも人や車を識別できる録画機能付きカメラと発光ダイオード(LED)電球を備えたもの。事件が起きたら、発生時間帯の画像記録を県警に提供する。市は29日、経費1870万円を盛り込んだ2024年度一般会計補正予算案を、市議会へ提出した。
既に市内の全226自治会を対象に、設置場所に関する要望の募集を開始した。