【パリ共同】2019年4月に火災に見舞われ、修復が進められてきたフランス・パリのノートルダム大聖堂の内部が29日公開された。パリ観光の目玉の一つで世界遺産の大聖堂は惨事から5年超を経て、12月8日から一般に公開される。
マクロン大統領が視察する様子が生中継され、再建された天井や壁など大聖堂の新たな姿が映し出された。壁などはクリーム色で明るくなった印象で、マクロン氏は声明で「以前より美しさが増し、新たな輝きを放っている」と述べた。
大聖堂は高層部から出火。屋根が炎上し尖塔が焼け落ちる様子が生中継され、世界に衝撃を与えた。修復作業は焼失した尖塔や屋根組みの復元が工事の中心となった