バレーボール男子の日本代表監督に就任するロラン・ティリ氏(61)が2日、オンラインで記者会見し「日本は既に高い技術があり、好成績を残している。このチームに私の監督経験を掛け合わせることで新たな力が生まれ、飛躍できる。ロサンゼルス五輪では表彰台を目指す」と語った。
現役時代はフランス代表アタッカーとして1988年ソウル、92年バルセロナ両五輪に出場。2012年から同国代表監督を務め、21年東京五輪では初優勝に導いた。日本協会の南部正司男子強化委員長は「日本は(1972年)ミュンヘン五輪で金メダルを取っているが、そこから取れていない」と選出理由を説明した。