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首相、夫婦別姓「議論を注視」 慎重姿勢鮮明に

共同通信 2024年12月2日 16時19分

 石破茂首相は2日の衆院代表質問で、選択的夫婦別姓制度を実現するよう求められたのに対し「国民の意見や国会の議論の動向を注視していく必要がある」と述べるにとどめた。首相就任前は早期導入に積極的な発言をしていたが、慎重な姿勢が鮮明になった。自民党内で賛否が割れている現状を踏まえたとみられる。

 首相は7月29日のBS番組で「夫婦が別姓になると家庭が崩壊するとか、よく分からない理屈だ」と述べていた。

 この日の答弁では「国民の意見が分かれている。しっかりと議論し、より幅広い国民の理解を得る必要がある」と述べ、自らの賛否に言及しなかった。

 立憲民主党の石川香織衆院議員への答弁。

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