交流サイト(SNS)上で著名人などをかたって投資に勧誘する「SNS型投資詐欺」の1~10月の被害額が約747億7千万円に上ったことが2日、警察庁のまとめで分かった。前年同期比で約557億3千万円増。認知件数は5539件となり、3922件多い。9月と比べ10月は被害額も認知件数も減った。
ただ、10月には富山市の男性が投資家の村上世彰氏をかたるSNSをきっかけに計約3億7800万円をだまし取られる高額被害が判明。警察庁は引き続き注意を呼びかけている。
犯人側がかたった職業は「投資家」が3割以上を占め最多。