JRグループ6社は2日、「往復乗車券」と「連続乗車券」の販売を2026年3月に終了すると発表した。片道601キロ以上を往復する場合に、往路と復路の運賃が1割引きとする往復割引も終える。交通系ICカード乗車券やネット予約サービスの普及で発売枚数が減ったためとしている。
連続乗車券は乗車区間の一部が重複する際などに購入できる。柔軟な旅程を組める利点があるという。
JRは10月、普通列車と快速列車が乗り放題になる「青春18きっぷ」のサービス変更も発表。5日間と3日間の2種類を販売し、1人で連日の使用に限定した。これまでは期間中の5日間いつでも乗車でき、5人分の1日券としても使えた。