11月の国内新車販売台数は、前年同月比5.2%減の38万9529台と3カ月ぶりに減少した。ダイハツ工業が再び一部車種の生産を停止している影響などで軽自動車が低調だった。日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が2日、発表した。
軽自動車は10.5%減の13万9687台。ダイハツは認証不正で国の新保安基準への対応が遅れ、10月末から一部車種の生産を停止しており、26.2%減の3万9135台。ホンダは人気車種「N―BOX」の新型車効果が一巡し、11.3%減。スズキは「スペーシア」がけん引し5.3%増だった。
登録車は2.0%減の24万9842台だった。