茨城県のひたちなか・東海広域事務組合消防本部所属の20代女性消防士が同僚男性からの性被害を訴えている問題で、同本部は2日、4月から7月にかけて複数の女性職員に対して7件のセクハラ行為を認定し、20代の男性消防副士長を停職3カ月の懲戒処分にしたと発表した。
管理監督責任として、同本部トップの消防長や消防次長2人、消防署長2人の計5人を文書による厳重注意とした。同本部は、被害を受けた職員の中には、事案の詳細について公表を希望しない職員がいるため、被害者保護を最優先とするとし、いずれも詳細を公表していない。処分は11月29日付。