長野県宮田村の小田切康彦村長(79)が、職員に対し「民間企業と比べると公務員は駄目だ」と発言していたことが3日、分かった。小田切氏に聞き取り調査をした村の顧問弁護士が明らかにした。村は今後、全職員にハラスメントに関するアンケートを実施し、パワハラ行為があれば処分するとしている。
弁護士によると、小田切氏は11月2日、一部報道機関から「職員に対する言動がパワハラ行為に当たるのではないか」という趣旨の問い合わせを受けた。小田切氏は弁護士に相談し、発言を認めた。
また2022年の参院選に絡み、村役場内の会議で自民党参院議員のリーフレットを配布していたことも発覚した。