4日午前の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が反落した。前日までの2日で計1000円超上昇した反動で、当面の利益を確定させる売り注文が優勢だった。一方、前日の米ハイテク株高の流れを引き継ぎ、平均株価への影響が大きい半導体関連株の一角が買われて相場を押し上げ、値上がりする場面もあった。日本の長期金利の上昇一服は相場を支えた。
午前終値は前日終値比171円82銭安の3万9077円04銭。東証株価指数(TOPIX)は17.61ポイント安の2735.97。
韓国の尹錫悦大統領が非常戒厳を宣言した後に一転、解除を表明し、政情不安への警戒からリスク回避の売り注文も出やすかった。