日本自転車競技連盟の表彰式が10日、東京都内で開かれ、パリ・パラリンピックの女子個人ロードレースを2連覇し、日本人金メダリストの最年長記録を更新した53歳の杉浦佳子(総合メディカル)が最優秀選手賞(MVP)に輝いた。「大変恐縮。昨日の自分より今日の自分の方が強くなれるように今後も精進していきたい」と喜んだ。
優秀選手賞にはトラック種目の世界選手権で金メダルを獲得した3人が選ばれた。男子ケイリンで日本勢37年ぶり世界一の山崎賢人(日本競輪選手会)は「五輪に出られず落ち込んだが、切り替えて世界選手権ではいい結果で終わることができた」と笑顔を見せた。