不正に入手されたチケットが金券ショップで取引されるのを防ごうと、大阪府警や警視庁などが10日、6都府県の金券ショップ計35店舗に、古物営業法に基づく立ち入り調査を実施した。帳簿の記載漏れや届け出の不備など35件の違反を指摘し、店側に是正を求めた。
金券ショップを巡っては府警が11月、不正購入された新幹線チケットを買い取ったとして、盗品等有償譲り受けなどの疑いで店長の男を逮捕。男は少なくとも計約2万4千枚を買い取っていた。
府警によると、立ち入り調査をしたのは、東京、大阪、兵庫、岡山、広島、香川の一部店舗。