12日の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が大幅続伸した。前日終値からの上げ幅は一時700円を超え、取引時間中として約2カ月ぶりに節目の4万円を回復した。前日の米国のハイテク株上昇を受け、半導体関連株に買い注文が広がった。
午前終値は前日終値比508円87銭高の3万9881円10銭。東証株価指数(TOPIX)は28.24ポイント高の2777.55。
前日の米国市場では、トランプ次期米大統領による経済政策への期待を背景に、ハイテク株主体の株価指数が終値の最高値を更新した。この流れが12日の東京市場にも波及し、半導体検査装置大手のアドバンテストなどが買われ、相場を押し上げた。