大阪市東淀川区で2017年、当時2歳の養子の娘を虐待し死なせたとして傷害致死や強制わいせつ致傷などの罪に問われた父親今西貴大被告(35)を逆転無罪とした大阪高裁判決を不服として、大阪高検が12日、最高裁に上告した。高裁と弁護側が明らかにした。一審大阪地裁は懲役12年を言い渡していた。
11月28日の高裁判決は、医師の所見では暴行による頭部の損傷を認めるに足りる証拠はなかったと判断。母親の証言などから被告が虐待していたことを示す事情は見いだせないとした。
共同通信 2024年12月12日 11時48分
大阪市東淀川区で2017年、当時2歳の養子の娘を虐待し死なせたとして傷害致死や強制わいせつ致傷などの罪に問われた父親今西貴大被告(35)を逆転無罪とした大阪高裁判決を不服として、大阪高検が12日、最高裁に上告した。高裁と弁護側が明らかにした。一審大阪地裁は懲役12年を言い渡していた。
11月28日の高裁判決は、医師の所見では暴行による頭部の損傷を認めるに足りる証拠はなかったと判断。母親の証言などから被告が虐待していたことを示す事情は見いだせないとした。