【ローマ共同】日米欧の先進7カ国(G7)首脳は13日、テレビ会議を開いた。アサド政権が崩壊したシリア情勢について意見交換。ロシアのウクライナ侵攻を巡っては、ロシアと北朝鮮の軍事協力深化への懸念を共有する。
G7首脳は12日の声明で、シリアでの「包括的で宗派にとらわれない枠組みでの政権移行を支持する用意がある」と表明した。テレビ会議でも、シリア国民主導の政権移行に向けた協力や支援を話し合う見通しだ。
ウクライナ支援継続への方針を改めて確認。北朝鮮のロシア派兵などを批判し、両国への制裁拡大も議題となるとみられる。