14日午後2時5分ごろ、鹿児島県奄美市の奄美空港に11月21日に緊急着陸し、その後とどまっていた米海軍の輸送機CMV22オスプレイ1機が離陸した。防衛省九州防衛局によると、飛行まで3週間以上かかった理由について米側は「一部の部品を交換して入念な整備を行い、機体の安全が確認できた」と説明した。
奄美空港着陸に関し、米側は飛行中に警告灯が点灯したことによる、危険を未然に防ぐための「予防着陸」だったとしている。
オスプレイを巡っては、米海軍航空システム司令部が今月6日（現地時間）、予防着陸の最近の事案を受けた措置として、米軍が使用する全種類のオスプレイの一時的な運用停止を提言した。