【ニューヨーク共同】米紙ニューヨーク・タイムズは15日、エマニュエル駐日米大使が来年1月20日のトランプ次期大統領就任を待たず、年明けに日本を離れる予定だと報じた。本人は今後について「公職を考えている」と話したという。これまで民主党全国委員会の委員長への立候補を検討していると報じられた。
同紙によると、エマニュエル氏は11月下旬のインタビューで、日本政府の防衛費増額や米国製巡航ミサイル「トマホーク」購入に貢献したと語った。キャンベル国務副長官はエマニュエル氏から日本関連の話題で毎日連絡を受けていたと明かし「好ましくはなかったが執拗で効果的だった」と振り返ったという。