【ナイロビ共同】国連人道問題調整室(OCHA)は17日、アフリカ南部モザンビークの北部を15日に強力なサイクロンが襲い、少なくとも34人が死亡し、319人が負傷したと発表した。豪雨や強風で約17万4千人が影響を受けたと推定している。
OCHAによると、家屋3万5千軒以上が損壊し、学校や医療施設にも影響が出た。モザンビーク政府が調査を続けており、被害が拡大する恐れがあるとしている。
サイクロンは14日にモザンビークの東約500キロの沖合にあるフランス海外県マヨットを直撃しており、死者は少なくとも数百人に上る可能性がある。