【モスクワ共同】在ベラルーシ日本大使館は17日、日本人1人を拘束したとベラルーシ外務省から連絡があったと明らかにした。南東部ゴメリ州で日本人男性が拘束されたとの報道が今月あり、大使館が確認を続けていた。ベラルーシでは7月にも邦人が拘束されており、以来2人目となる。
ベラルーシの独立系メディアは今月上旬、ウクライナと接するゴメリ州の国境地帯で1日、線路をまたぐ自動車高架橋をビデオ撮影していた日本人男性が拘束されたと報道。日本大使館がベラルーシ外務省に照会を続けた結果、16日に拘束を確認する連絡があったという。
日本大使館は、拘束された日本人がベラルーシ当局からかけられている容疑や年齢、出身地などは個人情報のため明かせないと説明。「邦人保護の観点から適切に対応していく」としている。