【ワシントン共同】米民主党のハリス副大統領は17日、東部メリーランド州の短大で演説し、理想を追い求めるため「私たちは闘い続けなければならない」と学生らに呼びかけた。米メディアによると、大統領選で敗れたことを認めて以来、公の場で演説するのは初めて。
退任後の動向が注目されているが、ニューヨーク・タイムズ紙は「今後数年間は表舞台から身を引くつもりはないとの闘争的な決意を示した」と指摘した。
ハリス氏は演説で、選挙後に何万通もの手紙を受け取ったとし「共通するのは、失望もあったが未来への決意もあったことだ」と強調。米国の歴史は「困難に直面しても理想を貫いた人々の物語だ」と語った。