19日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=154円台後半で取引された。
午前10時現在は前日比1円26銭円安ドル高の1ドル=154円83~84銭。ユーロは60銭円高ユーロ安の1ユーロ=160円59~65銭。
米連邦準備制度理事会(FRB)が、来年の政策金利の引き下げペースを鈍化させる見通しを公表。米長期金利が上昇し、日米金利差の拡大を意識した円売りドル買いの動きが先行した。
19日正午ごろには日銀の金融政策決定会合の結果が発表される。市場では「植田和男総裁の会見での発言が注目されている」(外為ブローカー)との声があった。