【ソウル共同】韓国の情報機関、国家情報院(国情院)は19日、ウクライナが越境攻撃を続けるロシア西部クルスク州で戦闘に投入された北朝鮮兵の死者は少なくとも100人、負傷者は約千人に上るとの見方を明らかにした。非公開の国会情報委員会で報告し、出席議員が報道陣に説明した。
国情院は12月に入って北朝鮮兵が実戦投入されたとし、無人機攻撃への対応能力不足などから死傷者が多数出ているとの見方を示した。
米国防総省報道官は16日、派兵された北朝鮮兵に死傷者が出たことを米政府として初めて明言した。欧米メディアは死傷者数について、幹部を含む数百人に上るとの米軍関係者の見方を伝えている。