石川県七尾市の七尾自動車学校で19日、建設分野の特定技能外国人を対象とした運転講習プログラムを実施するため、外国人支援に当たる企業との提携式が開かれた。日本の運転ルールを学び、能登半島地震の被災地で、外国人労働者が家屋解体・再建などで活躍することが期待される。学校運営会社の森山明能代表取締役(41)は「復興の一助になれば」と話した。
同校が、名古屋市の人材育成業「アイティップス」と連携。自国で取得した免許を日本の免許に切り替えるための運転技術や、交通マナーなどを学び、安全に働き続けることを目指す。
既にインドの職業訓練校の卒業生を招き、校内や公道で運転する実証実験を始めている。