ガソリン価格を抑制する政府の補助金が19日から縮小した。現在、レギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は175円程度だが、2~3週間かけて180円程度に上がる見通しだ。2025年1月16日からは補助をさらに減らすため、最終的に185円程度に値上がりする。政府によると、1カ月に36リットルを使う家庭の負担は月約360円増えるという。
政府はこれまでは小売価格を175円程度になるよう補助金を支給。22年1月に緊急対策として始め、24年末で打ち切る予定だったが、石破政権は今年11月の経済対策で継続を決めた上で「出口」に向け段階的に対応する。終了時期は未定。