【ブリュッセル共同】欧州自動車工業会が19日発表した11月の欧州連合(EU)各国の乗用車新車登録台数は、前年同月比1.9%減の86万9816台だった。前年比でマイナスになるのは2カ月ぶり。電気自動車(EV)やガソリン車の減少が響いた。一方、ハイブリッド車(HV)は18.5%増と好調だった。
日本勢では、HVに強いトヨタ自動車が高級車ブランド「レクサス」を含めて17.3%増の7万3308台となり、独り勝ちだった。他社は軒並み苦戦した。日産自動車は18.1%減の1万4230台、マツダは14.7%減の1万382台。三菱自動車は24.2%減、ホンダは18.0%減に落ち込んだ。