【ワシントン共同】米商務省が19日発表した7~9月期の実質国内総生産(GDP、季節調整済み)確定値は、年率換算で前期比3.1%増となった。11月に公表した改定値の2.8%増から上方修正し、市場予想を上回った。個人消費や輸出などの上方修正を反映し、伸び率は2四半期連続で前期を上回った。
米連邦準備制度理事会(FRB)は堅調な経済の維持に向け、18日の連邦公開市場委員会(FOMC)で3会合連続となる利下げを決めた。一方で、パウエル議長は景気刺激によるインフレ再燃を警戒し、利下げペースを緩める考えを示している。