【ニューヨーク共同】プロ野球巨人から米大リーグのオリオールズへ移籍が決まった菅野智之投手(35)が19日、オンラインで記者会見し「素晴らしいピッチングスタッフがいるし、プレーオフ、ワールドシリーズを勝ちたいというメッセージが伝わってきた。熱意を感じた」と語った。海外フリーエージェント(FA)権を行使して1年契約で合意した。米メディアによると年俸1300万ドル(約20億円)。
オリオールズでは先発投手陣の一角として活躍が期待される。チームは近年、若手が台頭して勢いに乗り2年連続でプレーオフに進んでいる。「ワールドチャンピオンになるのを一番の目標にやっていきたい」と力を込めた。
神奈川・東海大相模高―東海大を経て、2013年にドラフト1位で巨人入団。今季は15勝(3敗)を挙げ、防御率1.67で最多勝と勝率第1位のタイトルを獲得。4年ぶり3度目のセ・リーグ最優秀選手(MVP)に輝いた。