飲酒の機会が増える年末年始にかけて交通事故を防ぐため、警視庁東京空港署は21日、羽田空港のターミナル直結の複合施設「羽田エアポートガーデン」で啓発イベントを開催した。ボクシング元世界王者の内藤大助さん(50)が一日署長に就任。飲酒運転の危険性を呼びかけた。
交通安全教室で、内藤さんは酒に酔った状態を疑似体験できる専用のゴーグルを装着。ボクシングのグローブを着けてミット打ちを披露したが、正常な感覚でパンチできず「難しい」と話した。
荒川明弘署長は「車は交差点で必ずスピードを落とし、歩行者優先の運転を心がけてほしい」とあいさつした。