【エルサレム共同】ロイター通信は21日、シリア暫定政府を主導する過激派「シリア解放機構(HTS)」幹部ムルハフ・アブカスラ氏が国防相に任命されたと報じた。シリアの国営通信は同日、HTSのジャウラニ指導者が外相にシェイバニ氏を任命したと伝え、暫定政府の本格稼働に向けた準備が進められているもようだ。
ロイターなどによると、アブカスラ氏はアサド政権を打倒した旧反体制派による攻勢の中心人物。ジャウラニ氏は21日、武装勢力と「新しいシリアの軍事組織の形式」を協議したという。
民兵組織「シリア民主軍」は21日、北部マンビジュでトルコの支援を受ける勢力から攻撃を受け戦闘員5人が死亡したと表明した。