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元大関の小錦、腎移植を公表 妻が提供、経過良好に笑顔

共同通信 2024年12月23日 16時33分

 大相撲の元大関小錦でタレントのKONISHIKIさん(60)が23日、神奈川県鎌倉市の病院で記者会見し、腎不全による腎臓移植手術を受けたと公表した。今月4日に妻千絵さん(48)から提供を受け「これで99.9歳まで生きられる。気分も良くなった」と笑顔で語った。経過は良好で、23日に退院した。

 6月に体調が悪化し、精密検査の末に移植を決断。会見にサンタクロースの衣装で現れ「クリスマスプレゼントをもらったから、もうもらえないかな。嫁に感謝。ラブをたっぷりあげよう」と感慨に浸った。来年の大相撲について「琴桜は横綱になる」と期待した。

 10年以上前から減量した体重は150キロ台。会見に同席した医師は「肥満性腎症」とした上で、移植により「健康に生活できる」と説明した。

 米ハワイ出身のKONISHIKIさんは高砂部屋に入門し、体重250キロ超の巨体を生かした突き、押しで優勝3度。外国出身力士初の大関になった。1997年九州場所で引退し親方となったが、98年9月の日本相撲協会退職後はタレントに転身した。

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