【キーウ共同】米紙ウォールストリート・ジャーナルは23日、ウクライナ軍当局者の話として、ロシア軍がウクライナ侵攻に使用している砲弾の6割が北朝鮮製になったと報じた。ロシアがウクライナに撃ち込む弾道ミサイルも3分の1近くが北朝鮮製だという。
当局者は「北朝鮮の弾薬がロシアを支えている」と述べ、ロ朝軍事協力の深化を指摘した。
同紙によると、北朝鮮からこれまでにコンテナ2万個分の武器や弾薬がロシアに送られた。ウクライナ当局者は、500万発を上回る砲弾や「火星11」系列の新型弾道ミサイル100発以上が含まれると指摘した。