経済産業省が25日発表した23日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、前週調査と比べて4円80銭高い180円60銭だった。7週連続の値上がりで、約1年3カ月ぶりの高値。政府が19日から石油元売り会社に支給する補助金を縮小したことを反映し、全都道府県で上昇した。
経産省は補助金により平均価格を12円抑えたと説明した。ただ補助縮小に伴い2~3週間かけて180円程度になると見通していたが、1週間でその水準に達した。最も高かったのは長野県の190円80銭で、岩手県の173円90銭が最低だった。