大相撲初場所(来年1月12日初日・両国国技館)で横綱昇進に挑む大関琴桜は25日、千葉県松戸市の佐渡ケ嶽部屋で四股やすり足で汗を流し、初の綱とりに向け「挑戦できることが一つの幸せ。難しさは分かっている。だからこそ、やりがいがある」と引き締まった表情で話した。
11月の九州場所で14勝を挙げて初優勝を果たした琴桜は大きな夢に向け、淡々と稽古を重ねている。「できることをしっかり毎日やるだけ。その日その日の課題に取り組む。向かっていく目標があるので、何が必要か追求しないといけない。もう十分なんてことはない」と意識の高さをのぞかせた。