新型コロナワクチン「レプリコン」を巡り、立憲民主党の原口一博元総務相から科学的根拠のない中傷で名誉を毀損されたとして、製薬会社「Meiji Seika ファルマ」(東京)が25日、原口氏に1千万円の損害賠償を求め東京地裁に提訴した。
同社などによると、原口氏はSNSなどでワクチンを「生物兵器まがい」などと表現。同社は「誤った知識を拡散させ、損害が生じた」と主張している。
レプリコンは、投与したメッセンジャーRNAが細胞内で複製されるワクチンで、米企業と共同開発。昨年11月、日本での製造販売承認を世界で初めて受けた。
原口氏の事務所は「訴状が届いておらずコメントできない」とした。