観光庁が26日発表した11月の宿泊旅行統計(1次速報)によると、国内のホテル・旅館に泊まった外国人は前年同月比22.0%増の延べ1468万7500人だった。円安継続を反映し、11月としての最多を更新した。
日本人は2.3%増の4343万4050人、総数は6.7%増の5812万1550人。宿泊施設の稼働率は3.6ポイント増の66.6%。
10月の2次速報も公表し、外国人の延べ宿泊者数を都道府県別に見ると、高知など10県を除く37都道府県で前年同月から増加した。国・地域別では、中国が73.4%増の210万6120人で最多。米国162万6950人、台湾146万9020人と続いた。