【ワシントン共同】トランプ次期米大統領は25日、北米プロアイスホッケーNHLで活躍したカナダの英雄ウェイン・グレツキーさんと会い、カナダの首相になるため出馬するよう打診したと明らかにした。同盟国カナダの選挙に口出しし、見下す姿勢が先鋭化している。
トランプ氏は、カナダが米国の51番目の州になるべきだと主張している。「すぐカナダ知事として知られるようになる。楽勝だ。選挙運動の必要もない」と呼びかけたと自身の交流サイトに投稿した。
トランプ氏によると、グレツキーさんは出馬に全く関心を示さなかった。
グレツキーさんはNHLで歴代最多894ゴールを上げ「ザ・グレート・ワン」と呼ばれた。