大相撲の伊勢ノ海部屋に入門した埼玉栄高3年の斎藤忠剛(17)が27日、東京都文京区の同部屋で記者会見し「実力がある人たちと闘うので気合が入っている。3年以内には関取に上がりたい」と意気込みを語った。
斎藤は部屋付きの甲山親方(元幕内大碇)の次男で、十両の若碇は兄。2013年に亡くなった母の墓前に入門を報告し「(兄に)追い付けるように頑張ります」と決意を示したという。
173センチ、125キロで突き、押しを得意とし、三段目最下位格付け出しで初場所(来年1月12日初日・両国国技館)デビューとなる。同席した甲山親方は「負けん気が強く、勝負強さもある。大相撲に向いている」と評した。