【ワシントン共同】人口の高齢化に各国・地域がどれだけ対応できているかを示す「高齢化社会指数」を、シンガポール国立大などの国際チームが27日、米科学誌ネイチャーエイジングに発表した。中高年以降の労働や福祉、社会の平等や一体感、安全を採点すると、143カ国中1位はスイス。日本は15位だった。
日本は健康寿命や50歳時点の生活満足度をまとめて評価した「福祉」の項目で4位と高順位だった。一方、周囲の人々への信頼感や周囲からの支援、技術へのアクセスを含む「社会の一体感」の項目は30位、労働やボランティア参加率をまとめた「生産性と社会参加」は29位と低かった。