日銀は30日、家庭や企業で保有されたまま年を越すお札の総額が124兆778億円になったと発表した。2023年末の124兆6080億円から0.4%減り、2年連続で前年を下回った。新紙幣発行という増加要因はあったが、キャッシュレス決済の普及がより進んだことが減少の背景とみられる。
22年までは日銀の大規模金融緩和策の影響で受け取れる預金の利息が少ないため、手元で保管されるお札が多く、13年連続で過去最高を更新していた。
共同通信 2024年12月30日 20時18分
日銀は30日、家庭や企業で保有されたまま年を越すお札の総額が124兆778億円になったと発表した。2023年末の124兆6080億円から0.4%減り、2年連続で前年を下回った。新紙幣発行という増加要因はあったが、キャッシュレス決済の普及がより進んだことが減少の背景とみられる。
22年までは日銀の大規模金融緩和策の影響で受け取れる預金の利息が少ないため、手元で保管されるお札が多く、13年連続で過去最高を更新していた。